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出張マフィン販売で思うこと

出張マフィンを始めてもうすぐ一年。

大量予約を不定期で頼まれていたことがきっかけになり、

友達の友達も買いたいらしい、ならばこちらに売りに来てくれないか。

が出張販売になり、それがクチコミにより広がり、週に1回販売に出ることになった今。


もちろんコロナの影響も多分にあるのだけど、

もしかしたらコロナじゃなくてもこうなっていたのかも?

と思います。


元々、アイデアは移動距離と比例すると思っていて(引用)、

同じ場所で同じことをし続けることに疑問を持っていました。



移動距離というのはリアルでもデジタルでも同じで

動き続けて冒険し続けることに拡張が生まれ、解像度が高くなる。


そんな感覚があったからこうして出張のご依頼も増えているのかなと。


お店がオープンして3年。商売やって13年。

ようやくスタートできたと思う2022年2月。

今年は絶対実りの年にしたいと願うどころか決意に近い気持ちでいます。


出張マフィンをしたり、マルシェに参加させていただいたりして

たくさんの方々とお会いする機会が増えて思うこと。


みなさんこんな厳しい時代を生き抜く同じ仲間のような同志のような。

私が勝手に思ってるだけだけど。


みなさんご苦労されていて、その中でもいろんなアイデアを出して

どうにか楽しくそしてお金にも困らないくらいは商売したい。

自分のためだけじゃなくて、こんな時だから、お客さんに光を当ててあげたい。

そんな気持ちで動いている方々がたくさん。


自分の人生を見直して、やりたいことをして生きていきたい。

新しいことを小さいサイズから始めたい。

そんな気持ちで私に会いに来る方もたくさん。


私だって趣味と商売の狭間でやり続けてきた。

プロになり切れない時間を長く過ごしてきた同じ同志。


だから同じような方々に心からエールを送りたいです。


実るのに時間は関係ない。

スタートして1ヶ月でも20年でも仕事は関係ない。

だけど、経験にはやはり時間がかかる。

最低でも3年。自分の身体に感覚が宿ってようやく世の中に知られて

お金になるのが7年。

理想と違う時間が流れるかもしれない。

途中でやめてしまうのも得策。

がむしゃらに続けることが成功ではない。

だけど感覚だけは途切れちゃいけないと思う。

商材が変わってもいい。

やり方が変わってもいい。

だけど感覚はどんな仕事でも同じ。

逆に感覚さえ腹落ちしていれば、何やっても大丈夫。


私は遠回りするタイプだし、身体にも魂にも腹落ちするのが遅いタイプ。

いまやっとスタートを切れた気分。


だから、反省する必要も挫ける必要もないですよ。


忍耐力は必要だけど

人生は何がどうなるのかわからないから。

その時まで発信し続けて、やり続けて。


私も同じ。明日終わりが来るかもしれない。


これが伝わる人だけにエールを送りたい。






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